手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

色即是空空即是色

般若心経の有名な一説ですが、昔から空とは何なのか、昔のヨーロッパで信じられていたエーテルのようなものなのか?

ずっと心の片隅に引っかかっていました。

また、精神が物質に何らかの影響を与えるのではないかと漠然と思っており量子物理学の本を読んだりしていましたが10年位前はアップクォークダウンクォークの話くらいで精神と関係あるかまでは明言されていなく、どちらかというとオカルトの世界の話でした。

しばらく、そんなこともあまり考えなくなり過ごしていましたが、最近になって、さらに小さな光子(フォトン)というものがあるという有力な仮説があることを知りました。

フォトンはいつも振動していて人の精神も含めた場の影響で周波数が変化するのだそうです、これはまさに私が長年抱えていた、わだかまりを一気に解決に近づけてくれるものでした。

光子は量子真空がゆらぎを起こし急激に膨張したビックバンの直後に発生し宇宙のあらゆる所に満ちているとのことなのですが、これは冒頭の色即是空空即是色(物質的現象は空であり、空はすなわち物質的現象である)と同じ話ではないか。

また、旧約聖書天地創造の冒頭の一節は「神は光あれと言われた」とある、最初に光子が生まれたとも読める。

なぜ古典宗教と最新の量子物理学に一致が見られるのか。

これも最新の量子物理学のゼロポイントフィールド仮説を見れば矛盾することではない、ビッグバンと同時に発生したゼロポイントフィールドにホログラム状の空間があり、そこに過去現在未来がすべて一遍の映画のように記録されているといいうのだ。

我々にはピンと来ない話だが以前から量子物理学の世界では過去も未来も同時に存在すると考えられている、かのアインシュタインも過去も未来も同時に存在している幻なのですと述べている。

インターステラーという映画でブラックホールに突入した主人公が自分の娘の子供時代の本棚の裏側につながり音を出してメッセージを送るというシーンがあったが、あれこそが量子物理学の時間の概念を映像化したものであろう。

それが事実とすれば、最古の宗教の直感が一致するのも理解できる、彼らのようなまれにみる聖人は深い瞑想状態でゼロポイントフィールドに繋がったのではないか、ならば物質は空である空から始まったという直感を得るのも理解できる。

この話は長くなるし危ない人と誤解されかねないので(笑)今回はこれくらいにしておきます。