佐藤琢磨にはレースの神様が、ついている

楽天の野村監督が「マー君には野球の神様がついとる」と語ったが、琢磨にはレースの神様がついているとさえ思う。

イタリアのレース誌に「スーパーアグリのおとぎ話」と今回のポイント獲得が報道されたと言うが、おとぎ話は大げさな表現とは思わない。去年チームが立ち上がったとき誰が２年目でのポイント獲得を予想したであろうか？恥をかくだけだと言うものも少なからず居た。
マネージングディレクターのＤ・オーデット氏は「我々にとって、この１ポイントはフェラーリの勝利に等しい」と語っていたが全くその通りである。

それにしても、情けないのが本家ＨＯＮＤＡチームだ・・・
実質的にはイギリスのＨＲＤと栃木研究所の戦いと言えなくも無いのだが、数百億もつぎ込んだ風洞施設があるのにＨＲＤはどうなっているのか？まだ立ち上げ中で、風洞で得たデータと実際の現象にズレがあり修正中らしいが、それにしても情けない話ではある、シーズン後半には面目躍如となることを期待したい。