手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

函館クリスマスファンタジー2013.12.24

ツリー点灯式です。 しかし、先週の事なのに、この季節外れ感はなんだ?

自由貿易と食文化そして食育 5

前記のような事情から、日本では一部の例外を除いては農業は儲からず、当然後継者も居ない。 都市近郊の兼業農家が一番得をする制度になっている。 この調子で行くとあと10~20年もすれば、国産農産物は激減し、ますます輸入に頼るようになる、まるで過去の…

自由貿易と食文化そして食育 4

欧米では、高い補助率を国民が寛容していると前回の記事で書いたが、今回は実際の補助率について述べようと思う。 よく日本農業はGDP比1.5%に過ぎず、これを補助金漬けにすることは、他の産業の足を引っ張っていると言う議論がある。 他産業のように自由競…

自由貿易と食文化そして食育 3

そのイギリスに対して大陸側の国々は19世紀に一時的に自由貿易へと傾くことがあったものの、ほどなく保護主義を固め、農産物の自給率を高く保った。 性懲りもなく20世紀になっても、自由貿易を続けたイギリスは、第二次世界大戦後、戦勝国であるにも関わらず…

自由貿易と食文化そして食育 2

自由貿易のために農業を大幅に縮小した国の代表は19世紀のイギリスだろう、そもそも世界的な自由貿易という概念はイギリスが発祥である。 19世紀前半、国際分業において工業分野で圧倒的優位を誇ったイギリスは、世界的な自由貿易体制確立に腐心していた。生…

自由貿易と食文化そして食育 1

日本農業について語られるときは、自由貿易か保護主義かが論点になることがほとんどだ。 自由貿易論者は完全自由化すれば、世界中から安くて良い物が入ってくる、日本の農産物は高いから、農業はやめて、食料は輸入するのがよい、どこからでも輸入できるのだ…