手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

自立できない田舎は滅びるべき!?

何かの新聞でみたが、都会の一流企業に勤める若者のブログに「田舎を助けるために自分達が払った税金を使うのは納得行かない」と書いてあったそうだ。

一見筋の通った理屈だし、財界人、学者などにも同じような論調がしばしば見受けられる。

実際に自主財源で全て賄うことになれば、やっていけなくなる地方自治体が大量発生し、助ける必要が無いとのことであるから、その自治体は消滅し難民が都市部になだれ込むことになる。

しかし仕事が全員に見つかるはずもなく、ホームレスになったり、やけくそになって犯罪を犯すものが、あとを絶たなくなるであろう。

前記の若者らは、日本をそんな国にしたいのだろうか?

以前通っていた某政経塾で「放っておけば人間社会は弱肉強食の獣社会になる、そうならにように調整するのが政治の基本的な役目」と習ったが、今更ながら、こういうことだったのかと納得させられている。

亡くなった祖父母が「強いものが弱いものを助けるのは当たり前」みたいなことを言っていた気がするが、それも同じことだろう。

フランスの偉い人が暴徒化した若者に「失せろカスども!」と叫んでいたが、ああいう国にはなりたくないと思うのは、地方交付税なしではやっていけない農村部に住む私の、愚かな考えなのだろうか・・・