手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

来年のSTDEについて私論

STDEについての全容を把握しているわけではありませんが、エントリーを増やすにはどうすれば良いか考えてみました。

エンデューロ関係者が「木古内は時代に合わなくなって来ている、とにかく金がかかりすぎる」と言っていましたが、最大の問題点はここだと思います。

私の目から見ても、バブルで肥大化したイベントを、そのまま引きずっている印象があります。

30代前半までの人は当時小中学生だったので、ピンと来ないでしょうが、確かにあの頃は景気が猛烈に良かったし、空前のバイクブームでSTDEのようなイベントも成立しやすかったと思います。

しかし、その頃のライダーも40代になり、金の掛かる年頃の子供をもつ人が多くなりました。
さらにこの不景気です。

木古内はエントリー代が高いうえに、滞在費、タイヤ代など、普通のエンデューロの3~4レース分の費用が掛かるはずです。
これでは敬遠したくなるのも無理からぬことです。

参加者が減少しているから、エントリー代を高くしようという動きがあるようですが、これは税収が減ったから税金を上げようという、お役所的発想で、自殺行為だと思います。

私も商売人の端くれですが、その感覚からすれば、参加者目線で1DAY、コースコンパクト化で¥14,800。
しかし、あまりにも無理があるので、¥19,800が適正価格だと思います。
この値段を目標に経費をつめて行くのです。

1DAYでコース短縮となれば、商工と営林署から反対の声が出るでしょうが、中止で無収入と、減収ながら開催と、どちらが良いのかと言う話です。
存続させれば、今後の景気の状況によっては、また2DAYSにすることも可能です。

コースは大幅に短縮して、工期と林道使用料人件費を抑えます。
林道は中野だけにして、鉄塔ルートだけで充分ではないでしょうか。余裕があれば新コースと東股線も使えば多くの人は満足すると思います。

保険はMFJの公認をとり、そこのを使います、これまた営林署から文句が出そうですが、彼らにとっても中止で無収入よりは良いでしょう。
そもそも、彼らが要求する保険は、法的拘束があるのではなく、ガイドラインだけなはずで、柔軟性があるはずです。

実際のスケジュールは、受付と車検と開会式は土曜日の午後にする、交流会は金に余裕があればやる。
これなら宿泊する人も居るはずで、商工への配慮です。

日曜日の朝パレードをし、8時スタートで3時ゴール、7時間走ってもらいます、充分サバイバルでしょう、コースが短いから、遅い時間まで走らせても、回収は容易です。

週回数ではなく時間でゴールすれば、天候による週回数の変更なども考えなくて済み、今年のようなことも防げます、3時チェッカー後のゴール順が順位になります、2周遅れでも3周遅れでもいいのです。

以上、私論を述べさせていただきました。



追記、ピットタイミングを自由にすると、燃費のいい4サイクルがますます有利になるので、5ラップ毎のピットインを義務付ける。