麻生さんはわからない

いまや政治無関心層となった私ですが、若い頃は結構熱心な時期もありました。

９２年に某政党の運動員をしていたことがあり、その時も都議選が前哨戦となり、直後の衆院選で自民党が下野し細川内閣誕生となったのでした。

ここのところの騒動でその頃のことを思い出したりしています、でも今回はあの時よりもっと酷い、国民は自民党を完全に見限っているように見えます。

自民党は、今度こそ本当に終焉を迎えるのではないでしょうか。

その某政党の運動員をしていた頃、よく有権者から聞いたのが「官僚機構を壊さなければならない」でした。
マスコミは官僚の報復を恐れて、それに触れるのを意図的に避けているようですが、多くの有権者の本音は、官僚主導の政治を終わらせなければならないと言うことだと思います。
政権交代はその為の手段でしょう。

一見、何を考えているのかさっぱり分らない麻生さんですが、日本のエスタブリッシュメントの中核で育った人ならではの達観によるものだとすると、ああなるのかなとも思えます。

「実際のマツリゴトは官僚の合議で決まるものだ、議会はポスト争いの場にしか過ぎない」

日本に議会が誕生したのは、明治になってからですから、平安時代の武士みたいなものかもしれません、せいぜい平清盛が出るか出ないか。
明治以降の現代は外国資本の絡みもあるからより複雑です、竹中、小泉は外資ラインでしょう。

以上、田舎の農民の妄想でした。


追記

官僚はなりふりかまわず選挙妨害をしてくるでしょう。
検察を使って、選挙直前に小沢氏を呼んだり、今は名前を出してない石井一氏を捜査したり、鳩山代表にも色々やってくるでしょう。

でも多くの国民は見透かしていると思いますよ。