エンデューロのエンジンオイル、その一
わりとズボラですので、コピペが多いですが、ご容赦を。
ベタなAPI規格のことを書いてもつまらなので、ベースオイルを主体に書きます。
今回は状況によって必要とされる、ベースオイルの種類です。
図のように、化学合成が全ての面で優れている分けではないようです。
F1やWRCでも半化学合成を使用しているチームが多いのですが、半化学合成と化学合成の違いが曲者で、現在市販されている化学合成オイルは、本当は半化学合成オイルがほとんどですが、カストロールの策略により、半化学合成も化学合成と表記しても良いことになってしまいました。
F1やWRCでも半化学合成を使用しているチームが多いのですが、半化学合成と化学合成の違いが曲者で、現在市販されている化学合成オイルは、本当は半化学合成オイルがほとんどですが、カストロールの策略により、半化学合成も化学合成と表記しても良いことになってしまいました。
ベースオイルのグループⅢは精製で作られるため、鉱物油なのですが(正確には水素化分解という工程を経る)グループⅣのPAOと性能にほとんど差が無いことから(コストは大きく違う)カストロールはグループⅢをブレンドしたオイルを100%化学合成として販売しました。
これに噛み付いたのがモービル、当時モービル1はPAOを主成分とした本当の化学合成オイルでしたから、「グループⅢは化学合成ではない」と主張し、訴訟に発展しました、判決はなぜかグループⅢは化学合成と表記しても良いとなりました。
これに噛み付いたのがモービル、当時モービル1はPAOを主成分とした本当の化学合成オイルでしたから、「グループⅢは化学合成ではない」と主張し、訴訟に発展しました、判決はなぜかグループⅢは化学合成と表記しても良いとなりました。
同じく化学合成と表記されていて、値段が違えば、高い方が販売面で不利になります。
今ではモービル1も一部を除いて半化学合成となってしましました、もちろん缶には100%と表記されてます。
今ではモービル1も一部を除いて半化学合成となってしましました、もちろん缶には100%と表記されてます。
しかし我々ユーザーとしては、性能に差が無いなら安い方が良いわけで、カストロールが悪いとは言い切れないですね・・・
ベースオイルはグループⅠ~Ⅴまであります。
詳しくは、その二で。
詳しくは、その二で。