終戦記念日

私自身、戦争をリアルタイムで経験しているわけではないですが（今のところ）戦争の悲惨さ愚かさは、語り継いでいかなければならないものだと思います。

幸か不幸か、今は情報伝達手段が発達し、昔より後世に伝えられやすくなっているとは思います。

天災は忘れた頃にやってくる、おそらく戦争もそうなのでしょう。

でもテレビや本で見るよりも、実際に体験した人から聞く話は生々しさが違います、意外に軍艦や戦闘機の自慢話が出てきたりもしますが、暗い話ももちろん多いです。

先日ラジオで函館空襲の体験者が、話していました、当時子供だった彼女は、お寺の納骨堂に避難していたそうですが、函館山の中腹のお寺から見ていた住職は、爆撃の後逃げ惑う市民を、笑いながら機銃照射する、若いアメリカ人パイロットを見たそうです。

身内では叔父が、近衛兵をしていましたが、皇居と国会が地下道で結ばれていた事や（帝都には色々な地下道があったらしい）日本海は日本兵の死体がそこらじゅうに浮かんでいたことなどを聞かされました。

本も色々出ていますが、いくら内容が良くても、読みづらくて途中で止めてしまうものでは、意味がありません。
そういう意味では、これが決定版。中学生以上なら誰でも、飽きずに読むことが出来ます。

読み始めた、あなたは、朝まで眠れない。