手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

夢か現か、覆面代議士インタビュー

Q、農民の端くれとしては、まずはTPPについてうかがいたい。

覆、政治というのは、色々な要素がからまり、これについてとはっきり仕分けして語れるものではないが、TPPは農業問題というのは隠れ蓑に過ぎないとは言える。

そもそもTPPはシンガポールブルネイなどが参加するマイナーな協定だった。しかしAPECで突如オバマ大統領がTPP推進を言い出し、菅総理が追従したということだ。

総理はそのポストの虜となっている。ロードオブザリングという映画で指輪の魔力で近づいたものは皆その魔力の虜となり正常な判断が出来なくなってしまう。まさにその状態だ。
アメリカ・官僚・マスコミの機嫌をとって、権力?にしがみつくことしか考えていない。

TPPは農業分野だけでなく、郵貯簡保労働市場の開放も含まれる、小泉さん時代に郵政民営化や労働者派遣法改正をやってきたわけだが、政権交代でストップが掛かっている、これを打開しようとTPPを持ち出してきたわけだ。
アメリカの最大の目当ては郵貯簡保の金を奪うことにある、リーマンショックから立ち直ってきたようにも見えるが、延命処置でそう見えるだけで、このままでは本当のショックが訪れる。
それを避けるために、あれこれ姑息な手段を使っているわけだが、TPPにかこつけて、日本から金を奪うのもその一つというわけだ。

中東動乱の原因も、アメリカが、かつての力を失ってしまったからに他ならない。
そんな落日の帝国に加担しようというのだから、情けない限りだ。
まぁ、アメリカには暴力的な裏の顔もあるので、気持ちは分からんでもないが・・・
アメリカに逆らってロシアや中国に接近した政治家は、皆、失脚したり変死したりするからね。

話を元に戻そう。

だから、もっともらしく引っ張っるポーズは取るだろうが、米は例外措置となるだろう、それでメデタシという雰囲気で終わるだろうが、真の目的は別にあるということだ。

しかし彼らの思惑どうりに行くか・・・
昔とは状況が違ってきているからね。


続く(気が向けば)