日本人はビビリ

先ほど、ＮＨＫの新番組を見ていたら、時節柄サッカーの話題になり、オシムの「リスクを取れ」と言う言葉がクローズアップされていた。

世界のほぼ全国家で「あなたはリスクを取れるか」とアンケートを取ったところ、ＹＥＳの答えが一番多かったのが、ガーナ。詳しく見ていなかったが、上位はアフリカと中南米、人種的には黒人とラテン系が上位を占めていて、日本はなんと最下位・・・

ロシアやアメリカを震え上がらせたカミカゼ精神はどこへ行ってしまったのか。
もっともカミカゼは薩摩の風習で、日本全体を代表するものではない。
軍部は薩摩出身者が多かったので、それを押し付けられたという側面があったと思われる。

秀吉の半島進行でも、薩摩藩の勇猛さは「シマーズ」と恐れられていた。

話がややそれたが、ようするに日本人はビビリということだ。アウトローの世界でもアジアンマフィアから見ると、日本のヤクザは度胸がなく、完全になめられているらしい。


これらを見ると、技術的にモーター大国である日本でモータースポーツ、特に２輪の人気がないのは無理からぬ事なのかも知れない。

私の体験でも、レースに興味のない人が、まず聞くのは、リザルトや技術的なことではなく、怪我とか危ないね、ということばかりだ。皆さんそうなのではないだろうか？

晩年を迎えた、自動車評論家の徳大寺有恒氏が「長年自動車に携わってきたが、所詮日本人は車が好きではない」と結論付けていたが、私もそれなりに歳をとり、同じような思いを持ち始めている。

車を好きではない・・・

「バイクは嫌い」なのが普通の日本人だろう。

良かった普通の日本人じゃなくて。

つまんねぇから。