手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

キャブレターセッティング 2

全開域は割りとやりやすいですが、中低開度を短時間で決めるには、それと比べると難しい面があります。

低中速域は、スクリュー、スロージェット、ニードルでやるのですが、ニードルはさらにクリップ位置ストレート部の太さ、テーパー角、それが収まるニードルジェットがあり、まじめに考えるとノイローゼになります(笑)

僕の低レベルの経験での判断ですが、クリップ位置は市販車をチューニングしたときなど、よほど大幅なモディファイを加えない限り変えることはないと思います。

テーパー角とニードルジェット、パイロットジェットも、変更の必要を感じたことはありません。

レーサーのように、ある程度完成された車両の場合、ストレート径とエアスクリューのみで、対応しています。

薄ければハンチングが出たり、勝手に回転が上がったりするし、濃すぎれば付きが悪かったりします、デリケートな操作が要求される開度ですので、アクセルとエンジンの比例性が大事だと考えています。

かといって、いちいち走行してチェックしていたのでは時間がかかりすぎます。

KEIHINの技術者が、何かの雑誌で述べていたセッティング法を試してみたところ、とても良かったのでそれ以来その方法で低中開度を合わせています。

暖機後、アクセルを0~1/4の範囲の何箇所かで固定し、勝手に回転が上がるようだと薄い、スクリューを閉めこんでいって開度と回転数が比例するところで合わせる、これだけです、それ以上締めこむと、付きが悪くなります。

MJの方も全開で固定し、回転数が高くなるMJを探すと述べていましたが、こっちはEGの負担が大きい為自粛してます。