手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

中国毒餃子

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000094-jij-soci

中国公安省が「メタミドホスが中国で混入された可能性は無い」と発言したことに警察庁長官が怒っている、日本人なら当然だし、損するのは自分たちなのになぜ非を認めないのか、理解に苦しむ応対である。

以前にも述べたが中国を理解するキーワードは「面子は命より重い、死んでも認めるな」だと思う、実際「死んでも認めるな」と言うのはごくポピュラーな言葉らしい。

中国製品の危険性は「チャイナフリー」という単語ができたくらいで、今や世界の常識となっており、今更なにを言った所で信頼は薄らぐばかりである。

そんなことは中国も分かっているはずだ、損をすることも、しかし面子が何より大事なのだから、その為なら損をしても仕方が無いと考えるのだろう。我々には理解に苦しむことだが・・・
それ以外に、日本は押せば妥協するから押し切れば、うやむやに出来るのではないか、という心理もあるような気もする。

オーストラリアに語学留学していた友人が居た、そこにはアジア各国から学生が来ていたが、中国、台湾、韓国人はしつこくて頑固者が多いと言っていた(笑)特に中国人は強烈で、ある日先生が英会話の授業で「ケーキに入れるものは何でしょう」と問いかけたところ一番先に挙手した中国人が「にんにく!」と言ったそうである。
当然先生は「ケーキに、にんにくは入れないんじゃない?」と言う。
しかしその中国人は食い下がる「絶対にんにくを入れる!」と・・・
先生は困ってしまうわけだが、会話が進むとその中国人はケーキとは何か知らなかったそうである。
事の正誤より自分の面子が大事なわけだ。

異文化交流とは難しいものである。