原点回帰
以前はサーキットで整備することも多かったし、チームのガレージには何でもあった。
だから、自分の工具はモバイル性を重視して、例えばTレンチは、スライドハンドルとエクステンションバーとソケットを組み合わせて使っていた。
北海道に帰ってきた今は、マシン整備にしろ、仕事に使う機械にしろ、整備する時は、自宅一筋となった。
そうなると、いちいちソケットを付け替えるのが面倒になってくる。
そうなると、いちいちソケットを付け替えるのが面倒になってくる。
遠い昔は自動車整備、バイク整備を仕事としていたこともあった。その頃は会社から支給される工具を使っていたが、Tレンチが主役であったと思う。
そこで改めてTレンチを購入することにした。
しかし大きいホームセンターに行っても、Tレンチが置いてない。どうやらラチェットが中心となり、Tレンチはほとんど需要がないようだ。
業販主体のプロ向けの店にはありそうだが、そういうところは大体5時で閉まるので、縁が無い。
しかし大きいホームセンターに行っても、Tレンチが置いてない。どうやらラチェットが中心となり、Tレンチはほとんど需要がないようだ。
業販主体のプロ向けの店にはありそうだが、そういうところは大体5時で閉まるので、縁が無い。
困った時のネット買いと、あいなった。
koukenで揃えたが、一番使う10ミリだけはneprosにしてみた。
neprosの開発者は、特にTレンチが好きで、Tレンチを語らせれば3時間は止まらないとの噂であったが、なるほど良くできている。
Tレンチはバーが長いほうが遠心力が掛かり、回しやすいが、狭い所ではまわしにくいという、矛盾を抱えている。
ネプロスのバーは短い
Tレンチはバーが長いほうが遠心力が掛かり、回しやすいが、狭い所ではまわしにくいという、矛盾を抱えている。
ネプロスのバーは短い
しかし中心部がえぐられており、短いバーでも遠心力が掛かりやすいように工夫さてている。
おそらく、この形状、長さは妥協点を探り、ベストと思われるものにしようと、かなり試行錯誤がされたものと推測される。
今日は少し時間ができたので、リア回りの整備をしたが、思ったよりダメージがあり、いくつかの部品交換が必要となった。
恥ずかしながら、買ってから初めて、ばらしたのであるが、もっと早くやっておくべきであった。
そもそも、新車時は、あまり気を使って組まれていなく、全体にオーバートルクだし、グリスも必要最低限しか使われていない。
やはり、新車はまず全バラにして、組みなおすべきだと再確認したしだいである。