手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

KTM。オーストリア人てどんな人?

前回、ガスガスはスペイン人が作ってるから嫌だと述べた、スペイン人はヨーロッパでも、イタリア人より怠け者というのが定説らしい。
世界選手権での成績とかは、一般ユーザーには関係ない。
ワークスは、部品製造から組み立て、メンテナンスに至るまで、変態が精魂込めてやっているわけで、市販車の生産ラインで働いている、普通のスペイン人が同じ作業をするわけが無い。


今回はKTMだ。
オーストリア人の仕事によるものになるわけだが、オーストリア人ってどんな人だ?
我々日本人からすると、ドイツ人とどこが違うのかよく分からないが、ウイーンが首都だし、モーツアルト、バッハなどを輩出した国であり、何となく芸術的で天才が育つ土壌があるような気もする。
ヒトラーオーストリア出身であるが・・・

色々調べても良くわからないので、ドイツ在住のブロガーの方に、そのあたりを尋ねてみた。
やはり、どこが違うかは難しいとのこと。
国は違うが同じ言葉を話すし(食べ物の名称などで多少違う程度)要するに田舎モンと言うことらしい(笑)
日本で言えば、東北地方のようなイメージなのだろうか。

だから仕事振りなどはドイツ人とほぼ同じと考えてよさそうだ。

ドイツ人の仕事なら、自動車を見ても、結構真面目にやってそうだが、やはり日本人並みとは行かない。

下の画像は、フリーウェイプランで認定中古車となった、某ドイツ車のオイルパンとオイルストレーナである。

イメージ 1


イメージ 2



認定中古車であるにも関わらず、これだけスラッジが溜まっているのは、異様に長い指定オイル交換距離のせいである。
今や1万5千キロどころか、2万キロ、2万5千キロなんて指定もある。
ドイツは環境にうるさく、オイルは、なるべく長く使うことが求められるので、このようなことになる。
ディーラーは先に金を貰っているので、なるべくオイル交換はしたくないから、指定どうりのサイクルで交換する。
日本はシビアコンディションなので、ガソリンのNAで一万キロごとの交換がお勧めだ。

オイルメンテナンスはそのような事情もあるので、車自体の問題ではない。

問題なのは二番目の画像のオイルストレーナだ。
ガスケット類がびっしり詰まっている。これはオイル通路とガスケットの形状が大きく異なっているのが原因だ。
日本車では、こんなことはありえない。
神は細部に宿る。こういったチョッとした事への無神経さは、ガスケットだけでなく、他の部品にも必ず出てくる。
KTMはGPでも大活躍しているが、前記同様、ワークスマシンは変態の精魂が注入されているわけで、一般ユーザーには関係ない。

私の場合、レースユースだったら外車のパフォーマンスを維持する自信が無いので、日本車にする。
でも市販車のポルシェは欲しいぞ(笑)