手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

レーシングオイル

高価なレーシングオイルを使っている方も多いようですが、レーシングユースに特化したオイルは(特に4サイクル)清浄性能の劣るものもあります。

レースマシンなら、頻繁に全バラにするのが当たり前とオイルメーカーが考えれば、潤滑性能や耐熱性能に特化した製品をつくります。耐蝕性や清浄性など、余計な添加物は無いほうが極限性能は上がるからです。

トラぶるまで、エンジンは開けないというユーザーが、そういうオイルを使ったらどうなるか。

スラッジやカーボンが溜まっていき、良かれと思って入れた高価なオイルが原因でトラブルを引き起こす恐れがあります。

バルブ周りにカーボンが溜まれば圧縮が下がるし、バルブそのもののトラブルが起こる可能性があります。

ピストン周りにカーボンが溜まれば、リングの褶動不良をおこし、圧縮は下がるし、部分的にシリンダーをかじり、ダメージを与える恐れがあります。
こうなると、エンジンオイルの消耗も早くなります。

全てのレーシングオイルがそうだとは思いませんが、オイルが汚れにくい銘柄にはご注意を。汚れないということは、汚れが落ちてないということですから。

その点、純正オイルは良くできています。

思い当たるフシのある方は、純正オイルに変えてみるのも一興かも。

ちなみに私はホンダのG4を使っています、ミッションタッチも軽くなり、気に入っています。
30番で大丈夫か?と思うかも知れませんが、あれは約100℃での粘度ですから、40番でも120℃で20番になったら、意味が無いし、30番でも120℃になっても30番なら、そのほうが高性能ということになります。