手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

JNCCっていいね

まだ北海道では開催されていないようだけど、JNCCっていいね。

日高でMFJの方をやっているので、木古内でJNCCが開催されれば素晴らしい。

MFJには個人的に良い印象をもっていない、あそこは文部科学省天下り先で、2輪モータースポーツのことなど何も知らないオッサンが何年か役員に居座り、がっぽり退職金を貰って、次の天下り先へ行く、そういうところだ。
だから、ライセンス保持者を増やして金を集めることにばかり熱心になる。
今年から北海道エンデューロにもエリア選手権なるものができた理由も大体想像がつく。

それに対してJNCCは顧客発想が徹底している。

エンデューロの顧客(ライダー)のマスト層はどんな人達だろうか。

80年台のバイクブームの時に中型免許を取り、現在は40代後半、高校生、大学生の子供に学費が掛かり、会社では中間管理職で、上下に挟まれ、疲れ果てている。

20代の独身時代や、30代のまだ子供も小さく、仕事の負担も軽く、体力もあった頃は頻繁にエンデューロにも出たものだったが、今はとにかく忙しく疲れ気味で、好きなオフロードバイクも、月に一回乗れればいいほうだ。

若い頃のような、ハードなエンデューロはとても無理だ、だから遠ざかっている。

でも、たまにはレースを楽しんでみたい。

そんな彼らにピッタリくるのがJNCCのFUNクラスだ。100分+ならなんとか体力も持つし、その後のトップライダーの走りも堪能できて、草レースの虚しさもない。

JNCCの人気の理由はそのあたりにあると思う。実際FUNクラスがエントリーの中心で、その中でも幾つかにクラス分けされている。

念の為FUNとは(楽しむ、遊ぶ)といったような意味です。

40過ぎてもレースに出まくって、順位や昇格にマジになっているのは、特殊な立場にいる人だが、主催者の周囲にはそういう人が多いから、どうしても、そこに合わせた運営にしてしまっている。

それは、マストライダーの望むものから、離れてしまっている。エントリーが減るのは至極当然と言えるだろう。

北海道XCシリーズもFクラスを馬鹿にする空気があるが、エントリーを増やしたいなら、そのあたりを考えなおしたほうが良いのではないか。

FUN(楽しむ、遊ぶ)クラスをJNCCのように充実させれば、すぐにとは行かなくとも、エントリーは徐々に増えると思うよ。