手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

スバルSVX 1

最近はハウスに肥料を撒いたりしていました。
面積が少ない等の諸事情により、場内移動用の未登録サンバーの登場となりました。
軽トラとは言え、この時代のスバル車は独特の乗り味があり、排気音も例のドロドロ感を醸し出している。
直四エンジンであるから、あのフィールの出所は、シリンダーレイアウトではなく、排気管の取り回しにあるのだろう。
現代のフラット4には、かつての味は無くなってしまった。

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それで思い出したのだが、先日、友人のスバルSVXに試乗させてもらったので、そのインプレ記事でも書いてみようと思う。

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それにしても、最近の富士重工は絶好調である。

富士重工業は、日本車8社(乗用車)の中で規模は最も小さく地味なメーカーだったが、ここへきて独自の技術力がクローズアップされ業績も向上、本業の儲けを示す営業利益率が2ケタ台で最も高い経営効率を確保してきている。

富士重工業の決算は、5月連休明けの8日に発表されるが、2015年3月期連結業績は売上高2兆8500億円(前期比18.3%増)、営業利益4100億円(同25.6%増)、経常利益3920億円(同24.7%増)、当期純利益2530億円(同22.4%増)が予想され、3期連続の増収、増益となる。連結販売台数、売上高、各利益ともに過去最高を更新することになる。

 加えて、特筆されるのが売上高営業利益率が14.4%となること。(予想)自動車業界はもちろん、全産業での売上高営業利益率が3%前後といわれる中で、圧倒的に高い利益率を示してきている。

 自動車各社にあってもあのトヨタでさえ、この3月期でようやく10%に届くことになり、ゴーン日産も5.1%にとどまる。(いずれも予想)富士重工業の営業利益率の高さが際立っており、ここに来ての躍進ぶりを物語るものである。

スバルの業績向上の最大要因は、一言で言えば北米での成功である。今、スバル車は北米においてタマ不足で供給が間に合わないほど、売れに売れている。経営の「集中と選択」と言う意味では、北米戦略を最重点とした商品開発、ブランド力向上が功を奏したのである。

 北米でのスバル車はもともと、雪の多い地域、山間地域などで四輪駆動の技術力で人気があったが、それは地域限定な人気だった。それを主力車「レガシィ」のサイズアップなどと、スバル車の技術力(走りと安全性)の全米訴求、米販売統括会社SOA(スバルオブアメリカ)主導による全米ディーラーのイメージアップ展開などで、ブランド力を向上させていった。

 結果、インセンティブ(販売奨励金)が小さくても売れ、収益性が高くなる。3月期連結業績のスバル車北米販売は、56万9000台、前期比19.2%増と大幅な伸びを示し、スバル車グローバル販売全体の90万6000台のうち半数以上を占めている。

 北米での販売増と収益増がそのまま、現在の営業利益率14.4%という高効率業績に結びついており、北米戦略の成功が最大の主因というわけだ。

つづく