手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

スバルSVX 2

本題のSVXのインプレです。

集中と選択というポリシーは販売だけでなく車造りにも貫かれている。
スバルのプラットホームは事実上一種類しかない。インプレッサ、SVX、フォレスターレヴォーグ、WRXがスタンダードで、レガシー、アウトバックエクシーガがそのストレッチバージョンである。

以前ノンターボのレガシーを所有していたが、シャシが勝ちすぎていて、安定性は素晴らしかったが、刺激の無さは否めなかった。SVXも2.0のノンターボだがWRXのパワーを受け止めるキャパシティーを持っているだけに、同じ印象を受けてしまう。

ショートプラットホームはインプレッサが基本で、クロスオーバーのSVX、SUVのフォレスター、ハイパフォーマンスのレヴォーグとWRXとなるわけだがSVXは特に地味な存在になっている。

クロスオーバーはスタイリッシュであることがとても重要だが、スバルには最も縁遠い要素である。

車自体の出来は素晴らしいのだが、醸し出すイモ臭さ、ぎこちなさの原因は何なのだろうか?

最近別冊ナビで、富士重工マツダの社長対談を特集していた。どちらも地方色の強いメーカーで車好きに支持される共通点があることから組まれた企画のようだが、地方企業とはいえ、マツダは今最もスタイリッシュな内外装を備えているとい言っても過言ではないと思う。

富士重工は最近、恵比寿に新社屋を建築したが、群馬から渋谷に通っても、すぐに垢抜けることはない。

広島は矢沢栄吉や長淵ツヨシ等、多数の芸能人を輩出しているが、群馬は少ない上に、かっこいいのはBOOYくらいで、その彼らも出身地をあえて強調することは無い(笑)

スバル車のイマイチな内外装は、そんな群馬の風土が原因であると思われる。
毎年行われる魅力ある県のランキングは茨城と群馬が最下位を競い合っている。

ちなみに、1位と2位は北海道と京都が競合っている^^