手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

ドカティーのエンジンオイルも

確定申告が終わり少しホッとしている私です。
なにしろ追い詰められないと動かない性質なもので直前になってから一年分一気に事務処理するのでストレスも、ひとしおです。
月ごとに処理していれば楽なんですが、やる気が起きないんですよねぇ。

さて久しぶりの更新&MOTORネタですが、今年はF1が注目ですね、3年間のマクラーレンとの日々を最悪の形で終えたホンダですが今年からはトロロッソとやることになり心機一転、しかしあのマシンは走りそうです、軽快な印象でなんだかNS500を連想してしまいました、最高速よりハンドリングに優れ特にツイスティーなコースではヒラヒラと走りそうです、まぁ素人の勝手な見立てですけどね。
NS500と言えば、あのNR500の苦悩の3年間の末、造られたマシンでそのあたりもダブって見えますね。

恥ずかしながら最近知ったのですが、メルセデスフェラーリはエンジンオイルにパワーアップ剤かアンチノック剤を混ぜブローバイガスとして燃焼させているんですね、コロンブスの卵といいますか、いかにも外人が考えそうなレギュレーションの穴を突くアイディアです。
第三期F1のときもホンダからメルセデスにエンジンを換えたブラウンGPがメルセデスのほうがパワフルだと評価していましたが、あの頃からやってたんでしょうね。
100kmで1.2ℓもオイルを消耗するというんですから完全に燃料です、仮にMTBE(アンチノック剤)をオイルに混ぜているとすれば沸点は55℃ですからすぐに気化します、圧力弁で調整して1レースで使い切るようにしたり、予選ではコクピットから圧力弁を調整しより多くのアンチノック剤を送り込めば、更にブースト圧を上げることができます。
オイル監視が強化されるらしいですがどうなることやら、当然いまはホンダもやり始めているでしょう。

さて、モトGPですが、やたらと直線が速いドカティ、デスモセディチ。
同じことをやっているんじゃないでしょうか?
過給機がないとはいえ、オクタン価をあげればパワーアップも容易ですから。
燃料は同じものが使われますがオイルは各チーム違います、野放しになっているので怪しいですね、なにしろ共通ECUはドカティー純正で、それも導入が決まってから発覚しました。
当然ドカティーとの相性はバッチリで彼らはセッティングにも慣れています、HRCでさえ持て余しマレリとドカティに居た技術者を引き抜いたくらいですから、自前でやっているヤマハの迷走もそのあたりが原因なのではないでしょうか?
そういうことをする彼らですからエンジンオイルでもやっている可能性が高いと思います。