手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

ライダーの怪我

一昨日のNHKの深夜番組で、ロードレースライダー伊藤真一の特集をやっていました。

私が現役の頃は2歳下で、随分若く感じたものですが、この歳になると、完全に同世代です(笑)

いまだに続けているのが凄いですが、私より年上で、全日本で優勝したりしている人もいるので、さほど珍しく無いともいえます。

あの頃は、あり得ないほどレベルが高く、ノービスでも世界GPでポイント採れるくらいのライダーが沢山いましたから、今の競争のないレースでA級(今は国際ライセンスというらしい)に上がってきた若いライダー相手なら、年取ったとはいえ、まだまだ戦えるでしょう。

それはさておき。
私が注目したのは、怪我が及ぼす速さへの影響です。

彼は今まで運良く細かい怪我だけでライダー生活を送って来ました。
しかし、ついに、二年前に大腿骨、正確には股関節を骨折し、人工股関節を入れました。

それまでは絶対王者と言われるほど、強かったのですが、この怪我を境に以前の速さを失ってしまったようです。

今まで色々見てきましたが、脊髄、骨盤、大腿骨をやると、ライダーとしては終わってしまうことが多いですね。
ただ大腿骨は微妙で、ポッキリ折れて、大腿上部からパイプを入れるタイプの場合は、ダメージも小さく、回復も早いので、さほどでもないですが。
複雑骨折で、プレートを入れるオペを行った場合は、速さを失ってしまうようです。

誰かが「大腿やると大体終わる」と言ってましたが、確かにそのようですね。

それでもライダーとして成功してから怪我で終わるなら、まだいいのではないでしょうか。

早い段階で、致命傷を負って、芽が摘まれてしまうライダーも沢山いますから・・・