覆面代議士インタビュー ２

Ｑ、以前お話いただいた「ＴＰＰは農業問題とは隠れ蓑にすぎない、本当の目的は郵政の金を奪うことにある」が現実味を帯びてきましたね。

代、ほう、どうしてそう思うの？

Ｑ、米国経済協議会（日本で事業を行う米有力企業の団体）が郵政グループに対する優遇措置を撤廃しなければ、ＴＰＰに参加できる可能性はほとんどないと文書で表明しました。
各種要請が書かれている中で、そのことに最も多くの紙面が割かれています。
参加できる可能性がほとんどないという言い方が、いかにもアメリカらしく横柄で不愉快です。


代、それだけで十分だと思うよ、ＴＰＰ問題の何が問題かといえば、誰も本当のことを言わないことだ。
アメリカの企みは、まずウエイトの低い農業問題のように話を持っていく、農協はいつものワンパターンの反応をする。適当な所で、米は例外扱いをする、農協は溜飲を下げ、マスコミも問題点がクリアされた、日本の勝利だという報道をする。
あとは、郵政の金を奪いまくればいいわけだ。

Ｑ、なぜ誰も本当のことを言わないのですか。

代、郵政民営化のとき竹中平蔵を嗅ぎまわったジャーナリストが何人か死んでいる。異を唱えた学者も失脚したりしている、いずれも、下半身を絡めた屈辱的な方法だ。
橋本総理が広島の市長に「あなたはアメリカの怖さを知らない」と語ったが、そういうことだ。
その橋本総理も「アメリカの国債を売ろうという誘惑に駆られた事がある」と余計な事を言い失脚してしまった。
中川蔵相もＧ8で同じようなことを言い、あのようなことになった。

今回の復興予算も、増税の必要なんか無い、日本が保有するアメリカ国債は２００兆円ある、それを売ればいい。
世界恐慌が起こってしまうが・・・

だから１００兆円の復興国債をアメリカ経由で中国が引き受けるという噂も聞いたことがあるが、定かではない。

ついでに言えば、民間ではＣＤＯだのＣＤＳだのわけの分からない商品を１０００兆円買わされている。
おそらく踏み倒されるだろう。

たけしのＴＶタックルでも、役人の無駄遣いは指摘するが、アメリカのことは一切言わない（笑）