ロードバイク購入への道 ２

250は窮屈だと前回述べたが、好きなバイクもある。

NSRとTZRだ。あの二台は別格で、市販レーサーのRS、TZのデチューンマシンであり、実際共通部品も多く有る。

NSRに至っては、F・スペンサーが８５年ＷＧＰ250チャンピョンを獲得したNV1Aを朝霞研究所に持ち込み、保安部品を取り付けるところから、開発が始まったという。
ファクトリレーサーをベースに設計され、同年式の市販レーサーと一卵性双生児な量産車など、当時も今も他には存在しない。

2サイクルは今後、市販される可能性も無く、程度の良い個体を仕入れておけば、10年も経たないうちに100万円以上のプライスが付く可能性が高い。

今となっては大したことのないマシンである初期型RZも、程度がそこそこのものは150万くらいで販売されている。

半ば投機目的で購入し、動態保存するのも悪くない話だと思う。