手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

CBR250ワンメイクレース

某マシンコンストラクター氏のブログにCBR250ワンメイクレースのことが、ちらりと書かれていた。

-----------------------------------------------------------------------------------
最近はCBR250のワンメイクレースが盛況で予選落ちがでるほどらしい、それで予選落ちしたライダーが、「なんで決勝走れないんだ、金払ってんだから走らせろ!」なんて言ってくると、筑波サーキットの職員がぼやいていた。
なにおか言わんや、それがレースなんだよ、それが分からない輩はレースをやる資格が無い。こんなモンスターがこの世界にはいないと信じたかったけど。

------------------------------------------------------------------------------------

どっちもどっちだと思う。クレームをつけた人は、レースのことを良く知らないから、そんなことを言ったのだろうが、そういう者はサーキットを去れという言い草も、ちょっと発想が偏狭ではないか。

例えるなら、プロ野球の論理を草野球に押し付けているような感じだ。

子供の頃から英才教育を受け、レースで飯を食うのと、大人の社会生活をしながら、遊びでレースをするのは全く違う。

どうもマイナーな世界ほどこういう論理がまかり通っていることが多い気がする、競技人口があっての物種なのだが、メジャースポーツはそのことを良く分かっていて、普及やファンサービスに大変熱心だ。
マイナースポーツはその逆で、風前の灯なのにも関わらず、なにやらふんぞり返っている所がある。
その競技がマイナーなのはそこにも原因があることに気づかない。

もっと顧客発想をもってもらいたいものである。
いまやサーキットはガラ空きなのだから、CBRのレースを一日5回くらいすることも不可能ではないだろう。

エントリー台数は知らないが、仮に百台以上も集まるのであれば。
エントリーの定員を120台くらいにして締切る。
レース当日は4組に分けて1ヒートから4ヒートまで20分程度のレースを行い、各ヒートの上位8台でFINALヒートを行う、などの発想は出てこないものか?
エントリーを制限するとエントリー代収入が減るなど、典型的な供給者発想である。

エンデューロも全国的にはJNCCの人気、北海道では恵庭エンデューロの人気は、顧客発想を重視しているからだと思う。

普通の社会人にとって、レースは、遊びであり,ムリせず楽しめるものに魅力がある。