手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

バリ伝の続編が構想中らしい 3

いや~ちょっとした話題のつもりが、次々とストーリーが沸いてきて、困っています。
こうなったら、グンが登場するところまで書いちゃおうと思います。


秀頼は4時間耐久に、健ちゃんとのコンビで参戦することを中心としてst600を戦うことになりました。
幸い二人とも誕生日が早かったので、早い段階からst600にエントリーすることができました。
マシンはヨシムラのキットパーツを組み込んだGSX-R600
シーズン序盤はぶっちぎりの優勝を決めることができた秀頼でしたが、春に発表されたホンダRVF600Rが急激に戦闘力を上げてきて、圧倒的な高性能を発揮するようになって来ました。
特に、チームTSRの辻村和人には、苦しめられ、ついに4耐直前の鈴鹿で後塵を配することとなりました。

RVF600Rは一気筒当り200ccのV型3気筒を採用しており、そのコンパクトなエンジンは、かつてのRS250のフレームに収まる程であり、前方2気筒後方1気筒のシリンダーレイアウトはV型エンジンの欠点である、前輪荷重不足の問題もなく、パワーばかりか、空力もハンドリングも他車を圧倒していたのでした。

その辻村和人は、4耐ではTSR&ホンダタイランドでのエントリーとなり、ペアを組むのは、新進気鋭のタイ人ライダー、ナパ・キャットウィラポン

予選は下馬評どうり、秀頼と辻村の一騎打ちとなりましたが、ppは辻村に奪われてしまいます。
さらに厄介なことは、タイ人のナパが辻村と同等の実力を持っていることでした。

秀頼とペアを組む健ちゃんは、決して遅くは無いものの、辻村、ナパに比べると、一秒以上遅いタイムしか出せなかったのです。

それぞれの事情は関係なく、タイムスケジュールは進み、鈴鹿4時間耐久のスタートが切られたのでした。

つづく。