手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

バリ伝の続編が構想中らしい 4

レースの詳細まで、ストーリー展開すると、いつ終わるか分からないので、思いっきり、はしょります。

TSR&ホンダタイランドインドネシアヤマハとの死闘を何とか制し秀頼ペアは優勝することができました。
レース中、秀頼はファステストラップを連発し、ついには全日本のst600の鈴鹿コースレコードを更新してしまいます。
これは強烈なアピールとなり、来シーズンから国際ライセンスに昇格すると同時に、ヨシムラに迎えられることが内定しました、運命のいたずらか、叔父の秀吉と同じ道が開かれたわけです。

来期の8時間耐久はAチームはエースの喜多諒助と、MOTOGPコンビのスズキ最強トリオが決定していましたがBチームは秀頼とアジア人のトリオをスズキは希望していました。
ホンダ、ヤマハに比べ、アジア地域でのアピールに遅れをとっていたからです。

しかし秀頼には、気になって仕方がない男がいたのです。
叔父の秀吉の盟友であり、レースを始めて、わずか3年でWGP500を制した男、そう巨摩郡です。
周囲にそのことを話すと、肯定的な意見は全くありませんでした。
チャンピョンを取ったオフシーズンに突如引退発表をし、失踪したグン、年齢も50歳を超えていて、ケビン・シュワンツでさえ、一線級の力を失ったのに、短いキャリアしかないグンが、まともに走れるはずが無い、優勝を狙える秀頼のトリオに入れても、足を引っ張るだけだと。
そもそも何処に居るんだ。

本当にそうなのだろうか?
もはや、あの人に聞くしかないと、秀頼は神戸から、横浜でカスタムショップを営む、島崎を訪ねるのでした。

つづく。