バリ伝の続編が構想中らしい 6
モントレーのグンのオフィスの電話が鳴った
「Hello」
「オレだ島崎だ」
「!何年ぶりですか!懐かしいな~・・・で、なんですか突然」
「来年ヨシムラと契約する中田秀頼ってライダーを知ってるか?」
「いえ、今のレースのことは全く分からないんです」
「オレは面識がないが、グンが4耐で組んだ聖秀吉だったか?彼の甥なんだよ」
「秀吉の!甥がヨシムラ入りするんですか!」
グンの脳裏に忘れかけていた、若き日々の思い出が溢れてきた。
「その甥が、先日オレのところに尋ねてきて、お前のことを聞きに来たんだ、8耐のトリオに入って欲しいらしい」
「ちょっと待ってください、あの最後のレース以来一度もバイクに乗っていないし、もういい歳ですよ」
「ふっ、ケビン・シュワンツが8耐に出場しているのは知っているかい」
「え!シュワンツがまだやってるんですか!」
「8耐だけだがな、今8耐はレジェンド流行で、年寄りが結構活躍してるんだぜ、とにかくその秀頼からアポがあるかもしれないから、宜しく頼む」
--------------------------------------------------------------------
グンは中田秀頼でググってみた。
「秀吉!」
そう、秀頼は17歳の秀吉の生き写しだったのである。
つづく
「Hello」
「オレだ島崎だ」
「!何年ぶりですか!懐かしいな~・・・で、なんですか突然」
「来年ヨシムラと契約する中田秀頼ってライダーを知ってるか?」
「いえ、今のレースのことは全く分からないんです」
「オレは面識がないが、グンが4耐で組んだ聖秀吉だったか?彼の甥なんだよ」
「秀吉の!甥がヨシムラ入りするんですか!」
グンの脳裏に忘れかけていた、若き日々の思い出が溢れてきた。
「その甥が、先日オレのところに尋ねてきて、お前のことを聞きに来たんだ、8耐のトリオに入って欲しいらしい」
「ちょっと待ってください、あの最後のレース以来一度もバイクに乗っていないし、もういい歳ですよ」
「ふっ、ケビン・シュワンツが8耐に出場しているのは知っているかい」
「え!シュワンツがまだやってるんですか!」
「8耐だけだがな、今8耐はレジェンド流行で、年寄りが結構活躍してるんだぜ、とにかくその秀頼からアポがあるかもしれないから、宜しく頼む」
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グンは中田秀頼でググってみた。
「秀吉!」
そう、秀頼は17歳の秀吉の生き写しだったのである。
つづく