江戸時代初期から続いている、北海道最古の祭りで、京都の
祇園祭の影響を強く受けています、人形、織物など、実際の部品も京都の職人が作ったものが多用されています。
「
江差の五月は江戸にもない」と言われたほどニシン漁で栄えた時期があり、その巨万とも言える富がこのような祭りを可能にしたわけです。
ちなみにニシンは今では単なる食用の魚ですが、明治頃まで、その魚粉は、「金肥」と言われ最高級の肥料でした。
全国の田畑に供給されるわけですから、
江差は今で言えば油田地帯みたいな物だったのかもしれません。