手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

IXL

IXLはオイル添加剤です。

僕は基本的にこの手の商品はインチキ商売の一種だと思っています。モリブデン入れたいなら、初めからそれの入ったオイル入れればいいし。他にも色々あるけど、成分のほとんどは溶剤なので、オイルの粘度を下げる効果があります、それの影響の方が大きいのでは?粘度下がれば軽く回るようになるけど、それなら低粘度のオイルを入れれば良いと思う。

下の画像の右端が化学合成のベースオイル。これに左側の各種添加剤を入れて製品となります。
最初から色々な添加剤が入っているわけです。

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IXLはオイル添加剤というより、オイルを媒体として金属表面を改質するもののようです。テフロンなどで傷を埋めるのではなく、電気的極性で皮膜を形成する、とのことで、にわかには信じられませんが、色々な試験データや自分の使用感からすると信じざろう得ません。
金属改質剤と言えば70年代のアメリカで軍事用に開発された、塩素化合物が有名で、深夜の通販番組で売ってたりするようですが、あれは戦地での急場しのぎに金属を腐食させて潤滑させるもので、耐久性が大事な民生用には全く不向きです。
IXLは87年にアメリカで鉄鉱業の現場の機械用に開発されたもので、アメリカ国内では色々な機械に広く使われているとのことです。昭和シェルや松村石油(コスモ)の試験でも金属への腐食性がないことが証明されています。

今回はハイエースバン、ディーゼルで使用しました。
入れた直後は特に変化を感じませんでしたが、50kmほど走った頃から、エンジンが滑らかに静かになりだし、低速トルクがアップしてきました。100kmを超えると、それらは、より顕著になり、あまりに低速トルクがアップしたので、五速で走っているのに四速?と何度も確認したほどです。
また抵抗が減ったせいかアイドリングが上がったので、調整しました。
買い物に連れて行った両親が、「高速道路でも、声が良く聞こえるようになった」と言っていたので、消音効果も気のせいではないようです。

更にミッションにも入れてみました。
この車のミッションは少々お疲れで、特に2速ギヤがかなり硬かったのですが、ほとんど抵抗無くシフトできるようになりました。

燃料にも混ぜてみました。噴射ポンプの音が静かになるかなと期待したのですが、エンジンの効果が大きかったせいか、あまり効果は感じませんでした。ここを最初にテストすれば分かりやすかったのに、と後で気付きました。

低速トルクがアップした分、速めにシフトアップすれば燃費にも効果があります、今回は冬の市街地を結構走りましたが、10k/ℓ以上行きました。燃費のアップ分を計算すると、十分元が取れる計算です。
様々な効果がある上にランニングコストも安く出来るという、出来すぎた商品です。
まあ、エンジンが調子よくなったのをいいことに回せば燃費も悪くなっちゃいますけどね(笑)



20万キロも走った車ですので、より効果を感じたのかもしれませんが、これほど効果があるとは驚きです。

IXLで検索すれば色々出てきますので、気になる方は調べてみてください。

購入はここが安いようです。http://www5d.biglobe.ne.jp/~csm-oota/ixl.htm