チベット動乱
思い出したのが’01に出版されたこの本。
「アメリカがなぜダライ ラマを殺す必要があるのだ」
「まだ分からないのか、ダライ ラマが殺されればチベット人はどんな反応を示すと思う」
チベット人民にとってダライ ラマ暗殺未遂の裏にいるのは中国政府だった。それまで中国政府の言いなりになってきたチベットのラマ僧は公然と北京に対して立ち上がり、信者たちも彼らに従った。
これに勢いを得た内モンゴル自治区や新疆ウイグル自治区での反乱もモメンタムを増していった。
これに勢いを得た内モンゴル自治区や新疆ウイグル自治区での反乱もモメンタムを増していった。
「まず北朝鮮が国内と日本海で日本を標的とした軍事演習を開始する。これについては北朝鮮と既に話が付いています。アメリカは日本とは安保条約があるから、一部の機動部隊を日本海に回すかもしれない。
タイミングを見計らって台湾にミサイルの雨を降らせ、十分なダメージを与えてから上陸する。」
タイミングを見計らって台湾にミサイルの雨を降らせ、十分なダメージを与えてから上陸する。」
「しかし・・・その間アメリカが黙ってみてることはありえないでしょう」
「アメリカがもてる力の全てをぶつけてくるとは考えられないかね」
「その場合わが国のダメージはどれくらいのものになるだろうか」
「おそらく70%~80%は廃墟と化すでしょう」
「しかしそれが賭けというものでしょう。たとえ敗北しても14億の民の中で1億か2億は生き残る、彼らが大中華文明を再生します」
「少なくとも海軍情報部には知らせておくべきじゃ無いのか、奇襲攻撃をうけたら艦隊は壊滅的ダメージを受ける」
「それでいいんだよ、最初に一発張らせるのが我々のやりかただ。太平洋戦争だって日本に先制パンチを張らせたから国民は立ち上がったんだ。結果的にドイツとの戦争にも突入できた。日本の奇襲を知っていながら、わざと見逃したところにルーズベルトの偉大さがあったんだ」
「しかし今回は空母がやられる可能性だってある」
「そのほうが派手で効果的だ。空母などあと十年もしたら巨大なスクラップと化してしまうんだ。現在アメリカが使っている兵器は次の新しい兵器ができるまでの繋ぎに過ぎない。使えるときに使わないと税金の無駄になる、空母やイージス艦の最期の御奉公だと思えば良いじゃないか」
ペンタゴンの「21世紀の戦争についての白書」から空母、戦車、爆撃機などは既に外されている。戦闘機すら、いずれお荷物になると考えられている。
かわりに強調されているのはロボット兵士や宇宙空間から発射されるミサイルやレーザー兵器だった。
さらに極秘のうちに開発が進められている気象兵器や催眠兵器、精子絶滅兵器などもある。
かわりに強調されているのはロボット兵士や宇宙空間から発射されるミサイルやレーザー兵器だった。
さらに極秘のうちに開発が進められている気象兵器や催眠兵器、精子絶滅兵器などもある。
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なんとも生々しい内容である。
平成15年に中国に行ったとき中国の若手官僚から、こっそり聞いた話
「今見てきた天安門広場のあちこちにも、CIAが立っている。」
「彼らの目的は何ですか」
「もしアメリカと戦争になったらどうしますか」