バリ伝の続編が構想中らしい。

先日、本屋でバイク雑誌を立ち読みしていると、しげの秀一のインタビューが掲載されていた。

当然、バリ伝についてだったのだが、実際レースをしている人から見ると、それは無いでしょうと、突っ込みどころが沢山あったのだが、しげの氏は「取材負け」を恐れて、あえてレース関係者とは接触しないようにしていたとのこと。

取材負けとは、知りすぎた結果、ストーリーが無冒険になり、小さくまとまってしまうことだそうだ。

なんの世界でもありがちな事ではある。


さて、バリ伝の続編についてであるが、連載終了直後から、実はその構想はあり、今までお蔵入りになっていたのだそうだ。

大まかなストーリーは、ＷＧＰ500を制したグンであるが、何らかの理由によって、突然サーキットを去ることになった。
しかし、その数年後、グンに８耐参戦の話が舞い込む。というものだ。

しげの氏は「今は３人体制だし、色々なストーリーが考えられますね」と語っていたが、それを見た私の脳裏に、一人のキャラクターが突然現れた、秀吉の妹知世の息子である。

彼の名を仮に「秀頼」としよう。

つづく。