手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

驚愕のマシン2連発

1000ccクラスの市販ssバイクは、特にデバイス関係で外車におされ気味な日本車であったが、にわかな好景気を反映してか、ついに本領発揮のスーパーマシンが発表された。

まずヤマハから発表された、新型R-1

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今までのどこかもっさりした雰囲気から一転、いかにもフロント周りの慣性が低そうな、シャープに曲がりそうな雰囲気を醸し出している。

もちろん各種デバイスも満載されており、試乗レポートを見ると根元建氏は、「年齢を考えると、このようなマシンを乗ることを躊躇したが、全ての過渡特性が穏やかで予測しやすく、何の不安もなくライディングに集中できた」

八代俊二氏は「軽快で車体の作用点が明快で、デバイスの補正も素晴らしく、出来すぎた秘書が付いている感じで、どこか物足りなさを感じるほどであった」とコメントしている。

値段も200万超え、オーリンズの電子制御サスを装着したモデルは300万超えだが、ss1000の民主化と考えれば安いと言えるだろう。


しかし、トップコンテンダーであるホンダから驚愕のマシンが発表された。
RCV213-S

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まだ、詳細は発表されていないが、漏れてくる情報によると、RCVに限りなく近いレプリカで、230馬力150㎏ !

300台の限定で、価格は2600万円とのこと。

こんなマシンを造られてはWSBもJSBもホンダの独壇場になってしまうだろう。

WSBではドカティやアプリリアが日本メーカーと互角に戦っていたが、日本の不景気がもたらした、短い夢だったようだ。

それとも、お得意のレギュレーションごり押しで、乗り切るのだろうか?

MOOTO-GPのドカティの優遇措置も徐々に緩和されるが、順当にリザルトが下がって行くのか、新たな抜け穴を構築するのか、今後の展開に注目している。