手塚統のはちみつトマト日記

はちみつを使ったトマトの栽培、しいたけの栽培、趣味のMOTOR、など徒然に。

KTMがMOTOGPマシン激安販売?

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2017年からのモトGPクラス参戦を目指しているKTM代表取締役ステファン・ピエラ氏が新マシン『RC16』プロジェクトについて、ロードレース世界選手権に参戦させ、なおかつ、愛好家がサーキットでも走らせる事ができるマシンとして販売したい意向を『SpeedWeek』サイトに語った。

同『RC16』プロジェクトは既に、エンジニアのKurt Trieb氏により進められており、同機はスチール製チューブフレームで、V型4気筒1000ccエンジンはニューマチックバルブ。また、シームレスギアボックスの搭載が予定されている。


値段は15万~20万ユーロ(約2190万~2920万円)。

ステファン・ピエラ代表取締役のコメント。
「うちのサーキット用マシンを、極力低価格で提供したいんですよ…あくまでも趣味でモトGP機をサーキットで走らせてみたいって人達のためにね。現時点で、何台売れるかについては読みづらいんだが…例えば、モト3については大体80機ぐらい売れたんですよ。だから、モトGPも同じぐらいいけるんじゃないかと思ってるんですけどね。いや、それどころか100機だって可能かもしれない…ファンはどっさり居ますからね。」

【一般道での走行は可能?】
「製品としては…この手のプロジェクトは一般道向けではないと言う事を、責任をもって言っておくべきでしょうね。200馬力以上あるわけで…一般道では上手くいかないでしょう。プライベートでサーキットを走らせるようなマシンを作りたいんですよ。」
(2014年12月08日Omnicorse.it記事参照)

どこが激安だ!と突っ込まれそうだが、RCVのレンタル料の3億円と比べれば、やはり激安と言えるだろう。

ちなみに日本製MOTOGPマシンはエンジンだけで開発製造費が15億円かかる。

ブレーキシステムだけで、2千万円ほどするという・・・

ホンダはダートレースにあまり関心がないが、これほどのテクノロジーがつぎ込まれるロードレースに比べ、あまりやることがないのが原因であることは容易に想像できる。
彼らのレースへのモチベーションは技術の追求であり、レース文化の普及という概念はあまり無い。

そちらは、元々楽器屋のヤマハのほうがTZの歴史でも明らかなように社風として持っている。
今度発表されたyzf250FXはTZのエンデューロ盤と言えなくもない。
大して儲かるはずもなく、商売としての意味はなく、まさに普及のためだろう。

先日朝霞研究所にCRF250Xの新型は出ないのかと電話で聞いてみたが、上手くはぐらかされてしまった。
本当にやる気が無い感じがしたが、状況によってはムカついて突如発表されるかもしれない。
突然変異が多いのもホンダの特徴であるからだ。